自己責任ではなく相互責任

 現在、さまざまなところで『自己責任』という言葉が使われています。「自分で蒔いた種は自分で刈り取りなさい」という意味合いで使われることが多いようです。ですが、この言葉に良くないイメージを持つのは管理人だけでしょうか?
「こんな結果になったのはあなたの責任ですから自分で何とかしなさいね」
 といった感じを受けるのです。

 この言葉が医療の世界でも使われるようになって来ました。『予防の為に歯を磨くのはいやだし、出すのはお金はもちろん、舌でもいやだ』ではさすがに話になりませんが、やはり自己責任という言葉は違和感を感じるので使いたくありません。

 でんこみ.netでは『相互責任』という言葉を使いたいと思っています。ここで使う相互責任とはお互いが果たす役割をしっかり果たしましょう。そして互いに協力し合い、明確な目標を目指しましょう!と、いうことです。
 その目標は『ごあいさつ』の中で説明した4つの治療目的のことです。

 では、お互いが果たす役割を説明した相関図をご覧下さい。

いかがでしょうか? それぞれが役割を果たせば、お互いに一歩前に進んだ歯科医療になると思いませんか?
 『相互責任』。是非、一度考えてみてください。

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